都市の解剖学:建築/身体の剥離・斬首・腐爛
全262頁。18世紀ヨーロッパの廃墟の建築・都市表象に、同時代の「表層を剥ぎ、部位に切断して内奥を見る」解剖学の欲望が投影されていることを明らかにした。また19世紀の文学と絵画に通底する「病める皮膚」への眼差しを分析した。表象文化論学会第3回奨励賞受賞。
ありな書房