世界解釈、世界構築としての建築の図的表現:J.N.L.デュランの『比較建築図集』と『建築講義要緑』から
フランス18世紀末~19世紀初頭の建築家デュランが発案した、「古今東西の建築を同一の縮尺で並置する」、「部分のアルゴリズム的組み合わせにより設計を可能とする」という建築図のシステムの固有性を、同時代の思潮に位置づけ、また後世に与えた影響を明らかにした。
和洋女子大学紀要
和洋女子大学
第60号
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