絵のなかを歩くディドロ:「サロン評」の風景画記述と「歩行」のテーマ系
18世紀フランスの哲学者ディドロによる絵画批評の「風景画のなかを歩く、旅をする」描写に着目し、「歩行」についての同時代のテクストと比較しつつ、それが読者の想像力と趣味を通して情景を再構成せしめる修辞法だったことを明らかにした。
和洋女子大学紀要
第62号
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