助詞の待遇表現―「が」と「の」―
連体修飾語を作ったり、主語であることを明示したりと、共通の機能をもつ格助詞「が」「の」について、特に人を示す名詞や代名詞を受ける場合、その人物に対する待遇的な扱いの差が認められることを述べた。
国文学
学燈社
第39巻
10号