係助詞「なむ」の機能―そのとりたての性質と待遇性をめぐって―
平安時代の係助詞「なむ」のとりたての特徴として、確定的なモノ・コトを対象とすることを指摘した。また、「なむ」が聞き手に対して丁寧かつ穏やかなもちかけを行う助詞であることも論じた。
国語学研究と資料
国語学研究と資料の会
第11号
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