<特立>を行う「こそ」の変容をめぐって
平成14年3月31日. 現代語の「こそ」との比較の中で浮かび上がってくる、古代語独特の「こそ」の<特立>用法を指摘し、その用法の推移を、平安時代・鎌倉時代・室町時代・江戸時代の諸文献を資料としてたどることで、「こそ」の機能の変質を検証した。
早稲田大学日本語研究
早稲田大学国語学会
第10号
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