見えないものへの想像力――感染症と近代文学
磯田道史、小山聡子、町泉寿郎、ヴィグル マティアス
二松学舎大学活字文化公開講座 歴史を学び、生きる力を高める~感染症の日本史~
二松学舎大学、活字文化推進会議
パンデミックを引き起こす感染症について、日本近代文学がどのように向き合ってきたかを概観したもの。個人の事情と関連なくふりかかってくるできごとを取り込むのに私小説が役割を果たしたこと、原因や感染経路が判明するにつれて意図的に利用する状況を描いた探偵小説が現われることを指摘した。