「無名」への意志――武井昭夫『創造としての革命』論
平成23年1月1日. 運動家武井昭夫の遺著を対象に、彼の説く芸術運動論の特質を考察したもの。資本主義社会の規則を越えた「規律」の確立を目指した武井にとって、編集作業が集団制作の一つであったととらえ、花田清輝・大西巨人に学びながら武井が私有意識に束縛されない独自の批評精神を確立したことを論じた。 p122~p133(12p)
『社会評論』
スペース伽耶
第168号