大西巨人と地方――「鏡山」に見る乗り越えの論理
平成20年7月10日. 九州福岡を下敷きにしながら、実在しない「鏡山」ほかの地名を用いて創作を行う大西巨人の方法を総体的に論じ、日本の近代小説とは異質な、地縁・血縁・学閥的な発想を斥ける論理に拠るものであることを検証したもの。 p40~p49(10p)
『国文学』
学燈社
第53巻
第10号