「アジア・モデルとしての「吉田ドクトリン」」
(共同研究のため該当部分を指定できず)〔概要〕波多野澄雄との共著。戦後日本の基本路線である吉田路線の形成過程を、吉田の軍事アドバイザーらの軍事的観点からとらえなおした論文。さらに、その後の保守政権の継承者、池田勇人、佐藤栄作が、いかに戦後日本の経験を評価し、どのように把握していたかを解明し、さらにはこの経験他のアジア諸国のモデルにもなりうるとの認識をも抱いていたことを指摘した。
『軍事史学』
第156号
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