「台湾海峡をめぐる情報と政策―1952~1964―」
台湾の「確保」を重要視した政府・外務省が、第1次・2次の台湾海峡危機などを経る中で、どれだけ台湾「喪失」の可能性を現実に考えて、どのような「二つの中国」政策を構想していたかを解明。結果、こうした不安は漠然としたもので、政策も具体性を帯びていない構想どまりであったことを明らかにした。 科研A(研究分担者)
『東アジア学術総合研究所集刊』
二松学舎大学東アジア学術綜合研究所
第42集
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