「大日本国法華経験記にみる護法童子」
護法童子信仰成立と深くかかわる『法華経』「安楽行品」の一偈「天諸童子以為給使」が末法思想と関連することを指摘した。 また、『大日本国法華経験記』に登場する護法童子を分析し、法華持経者の行によって護法童子の役割も変化することを明らかにした。
『説話文学研究』
説話文学会
第35号
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