郭璞『山海経図讃』にみる瑞祥観念-「九尾狐」を中心に、附、その図像
郭璞『山海経図讃・九尾狐』には、『山海経』の原文には見えない瑞祥観が付される。その背景を卜筮の才を以て東晋王朝を南方に導いた郭璞自身の符瑞思想・国家観念などから再考した。図像については科研費゙調査による漢画像石の調査成果を用いた。
『アジア地域文化エンハンシング研究センター報告書Ⅱ』
早稲田大学21COE地域文化エンハンシングセンタ-