「生と死の〈情念的語り〉についての覚書」
特集「尊厳死は誰のものか――終末期医療のリアル」に寄せた論文。「生と死」の瀬戸際にある人間が、自らの「生死」について語る言葉は、時に多くの屈折を孕み、解釈することが非常に難しい。人間の「語り」という観点から、「自己決定」という概念を批判的に論じた。
現代思想
青土社
40巻
7号
210
221