「講演抄録 「原爆の図」の片隅に」
戦後の丸木位里・俊夫妻の《原爆の図》シリーズを運動体として捉え、戦前のプロレタリア美術運動と比較した論考。それは、影響力、全国巡回、映像化のメディアミックスなど、いくつもの角度から、戦前のプロレタリア美術運動を乗り越えるものであったことが明らかにされた。イデオロギーよりもアイデンティティの強さを示すものだといえる。
『原爆の図 丸木美術館ニュース』
原爆の図丸木美術館
136号
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