「社会運動の「幽霊」画」
2018年5月ソウルにて開催された、「美術とファンタジー」をテーマにした学会シンポジウムの論文集。共産主義とシュルレアリスムの両方を同時に実践しようとた画家たちの作品を論じた。唯物論的な思想にもとづく共産主義の絵画では、本来「幽霊」画は描かれないはずである。だが、社会不安や不穏な戦争の予感など、さまざまなかたちで新しい「幽霊」が描かれたことを論じる。チェ・ジェヒョクによる韓国語訳も掲載された。
Korean Bulletin of Art History
The Korean Scociety of Art History Seoul, Korea
No. 50
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