想像の歯車―聞一多の詩経研究―
平成13年12月8日. 聞一多の詩経研究は、民俗学、金文資料などを導入した極めて斬新なものであり、優れた成果が多いにもかかわらず、詩経研究の現場にあっては、あまり十分な評価を獲得していないのが現状である。本論では聞一多の詩経研究の業績をまとめ、且つ、その基本にある一つの態度について明らかにした。
『詩経研究』
日本詩経学会
第26号
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