「百人一首」を用いた文語文法の学習
和歌を利用した文語文法指導の実践報告 高等学校における「古文」の授業について、生徒が苦手とする学習内容に文語文法と和歌の読解が挙げられるが、その両者を組み合わせることにより、効果的な学習を行おうと試みた実践報告。生徒が最も親しんでいる和歌の教材である「百人一首」を用いることにより、重要な文法事項の定着と和歌の修辞法等の理解・定着を図った。学習する文法事項は、授業で扱う教科書作品と乖離しないよう、年ごとに問題を変えるなど工夫を凝らした。
『実践国語研究』
明治図書
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