『東南アジアの紛争予防と「人間の安全保障」―武力紛争、難民、災害、社会的排除への対応と解決に向けて』
(編著)山田満
人間の安全保障概念を基本として、東南アジア地域を中心に自由権、社会権、平和・環境・開発の各権利の様々な視角からアジアの人権状況を考察すると同時に、アジアの現状分析から明らかになる西欧型リベラル・デモクラシーの課題と限界を考察する。応募者は、各論としてインドネシア・パプア紛争の事例を挙げて、市民社会が紛争解決に繋がる信頼醸成の素地を形成する重要なアクターであることを示す。 総248頁
第6章「インドネシア・パプア問題解決へ向けた市民社会の試み―平和創造への環境整備」
98~112
明石書店
総248頁