ジル・ドゥルーズを読む村上春樹―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をG・ドゥルーズによる「他者」「出来事」「時間」……、といったタームで読み直した。通常は結びつかない両者が、思わぬ接続線で結びつけられるさまについて論じた。
『理論で読むメディア文化』(松本健太郎編)
新曜社
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