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基本情報
平成14年2月15日. チャールズ・ガラードは、カメラアイの視点と語りの視点とを同一視し、ファウルズの小説とその映画化作品を比較した。ここでは、小説から映画にテクスト変換した場合の比較できるそうした同水準の項目を手に入れることができると主張。また、作家論的な分析による小説とその映画化作品の比較の基本的な用語を示している点と、そうした混同が陥る問題点(語りの視点に比較してカメラアイはかなり不自由であることや、カメラアイによる映像テクストが作家論的なスタイルで十分に分析可能とは限らないことなど)を手にすることができる。いわゆる批判的に読む映像論の基本テクストとして翻訳した。 江藤は監訳、第一章、解説論文を担当。P1~P39、P198~P215 |