洪邁と関帝信仰
公開シンポジウム「南宋の士大夫・洪邁の学術」
二松學舍大学東アジア学術総合研究所・共同研究プロジェクト「中国古典学の再構築」
二松学舎大学
洪邁『容斎四筆』巻八「寿亭侯印」と、後代の関帝信仰における「寿亭侯印」についての言説とを「関帝文献」を活用して比較し、洪邁の関帝信仰に対する態度の特徴をあぶり出すと共に、それが洪邁個人に独特のものなのか、それとも当時の社会あるいは知識人層が一般に有していた傾向に基づくものなのか、『容斎四筆』巻八「寿亭侯印」の背景を探った。