三蘇与諸葛亮
蜀の人である三蘇父子(蘇洵・蘇軾・蘇轍)は、三国蜀漢の丞相であった諸葛亮に対して特別な感情を有していたとみられ、諸葛亮にまつわる詩文を多く残している。本稿では、三蘇父子が諸葛亮を評した詩文の分析を通して、彼らの諸葛亮に対する見解を明らかにし、その特徴を探った。まず、三蘇父子以前の文人の諸葛亮に対する見解を通観した後、三蘇父子の見解を紹介し、最後に三蘇父子の諸葛亮に対する見解の特徴をまとめた。『中国第十三届蘇軾学術研討会論文集』(2001年9月)にも掲載。
宋代文化研究
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