毛宗崗本『三国志演義』に描かれた曹操臨終の場面について――明清における妾への遺贈のあり方を手がかりに
毛宗崗本が、曹操の「偽」を強調するために、臨終の場面に妾への遺贈という善行を描き、禅譲を隠す曹操の悪を暴いたことを明らかにした。
『三国志研究』
三国志学会
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