宗教集団の重層化された排除と「排除の景観」 ――1940年の阿蘇聖テモテ教会を事例として――
2016年人文地理学会大会
2016年11月13日に京都大学で行われた2016年人文地理学会大会にて一般発表(口頭発表)を行った。熊本県宮地町にあった聖公会の教会が1940年に一部の地元住民に襲撃され、地域社会から排除された事例について、排除に関わる言説がナショナルにくわえてグローバルな空間スケールに基づいていた事を当時の史資料から検討した。