宗教集団をめぐる排除の重層性と国民国家―1930年代の美濃ミッション事件を事例として―
2013年人文地理学会大会
2013年11月10日に大阪市立大学で開催された2013年人文地理学会大会にて一般発表(口頭発表)を行った。1930年代に岐阜県大垣市で発生したキリスト教会排撃事件の中で教会の信徒や地元の有力者、地元警察など排撃事件の関係者の言説を詳細に検討し、マイノリティへの排除の背後で様々な社会的・政治的・空間的文脈の言説が複雑にせめぎ合っていた事を論じた。