宮澤賢治「雨ニモマケズ」のモチーフとしての斎藤宗次郎―歴史地理学と思想史の観点から
麻生 将
二松学舎大学人文学会第131回大会
二松学舎大学人文学会
二松学舎大学九段キャンパス
本発表では宮澤賢治(1896~1933)の晩年の作品である「雨ニモマケズ」のモデルないしモチーフとして斎藤宗次郎が言及されてきた点について、歴史地理学と思想史という二つの研究分野の観点からの実証を試みた。「雨ニモマケズ」のデクノボーと斎藤宗次郎の居住地の空間情報を斎藤の日記、土地台帳、古写真などの一次史料を用いて検証した。その結果、斎藤が「雨ニモマケズ」のモチーフである可能性が相当程度認められた。