王僧虔の位置―書論と音楽論の分析から―
日本中国学会第70回大会
東京大学駒場キャンパス
南斉・王僧虔の楽論と「書賦」について報告した。王僧虔は南斉で力を持つ貴族であり、諸芸に精通していた。そのうちまとまった論が楽論と書論にある。それらの分析から王僧虔が南斉朝の文化形成にとっていかに作用したかを論じたもの。