〔口頭発表〕リモート・センシング画像の配布規則に関する一考察 - 文化遺産保護のための国際協力の観点から -
日本法政学会 第118回研究会
皇學館大学
人工衛星から撮影された画像やデータは近年、宇宙応用として、地上の自然災害の際などによく活用されるものである。その一例として、本報告では、ユネスコと各国・地域的宇宙機関が連携して実施している、世界遺産保護のための衛星データ利用の枠組を取り上げた。国際宇宙法分野における衛星画像の配布に関する規則の現状について概観したうえで、文化遺産保護のための国際協力を推進するために必要な規則のあり方について私見を提示した。