書評・寺澤浩樹著『武者小路実篤の研究―美と宗教の様式』
寺澤浩樹著『武者小路実篤の研究―美と宗教の様式』の書評。 大津山国夫の武者小路研究を作品論の立場から相対化するという重要性を持つが研究書であるが、「宗教」という語を介しての文芸学的方法が招いた狭隘な研究方法を批判した。
『日本近代文学』
第84集