武者小路実篤「ある青年の夢」論の前提―非戦文学の評価と同時代の非戦言説をめぐって―
第一次世界大戦に対する数少ない文学の反応として重要な作品であるにもかかわらず、研究が整備されていない武者小路実篤の戯曲「ある青年の夢」の研究の端緒として、その受容のありかたと、同時代における反戦言説における位置づけを試みた。
『人文論叢』
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