南方軍政関係史料42 インドネシア残留日本兵の社会史―ラフマット・小野盛自叙伝―
インドネシア残留日本兵の最後の生き残りであった北海道出身のラフマット・小野盛氏(1919~2014年)が書き残した膨大な資料のうち、史料的価値が高い3つの資料を編者が翻刻し、時系列に沿って編んだ自叙伝とその解説である。1つ目の資料は小野氏がインドネシア独立戦争中の日常生活を赤裸々に綴った陣中日誌である。2つ目の資料はゲリラ戦の戦果報告書である。3つ目の資料は小野氏が自らの生い立ちから晩年までを綴った回想記である。(318頁)(編者・解説:林英一、著者:ラフマット・小野盛)
龍溪書舎
全381頁