毛宗崗本『三国志演義』における「関公秉燭達旦」について
関羽の義は、「利他の義」を代表とするが、毛宗崗本から新たに加えられた義が「男女の義」である。曹操が、仕掛けた色欲の罠に、関羽は凛然として女性の貞操を守る「男女の義」を「秉燭達旦」で示している。
『三国志研究』
三国志学会
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