排除された「教会」と受け入れられた「教会」―1930 年代の大島高等女学校廃校事件をめぐって―
歴史地理学会第213回例会
2007年12月15日に日本大学で行われた歴史地理学会第213回例会にて発表。鹿児島県奄美大島に存在した大島高等女学校とカトリック教会をめぐる地域社会による受容と排除について、当時の行政文書や新聞報道などの資料をもとに論じた。昭和前期のカトリック集団の排除の過程でカトリック関連の施設にどのような意味・物語が付与され、政治的管理が行われたかについても論じた。