火災図を用いた「元治の京都大火」被災範囲の復原
長尾泰源、谷端郷、<U>麻生将</U>
共同研究につき、本人担当部分の抽出は不可能。本稿では、元治元年に発生した「元治の京都大火」を描いた複数の火災図(瓦版)を用いて「元治の京都大火」の被災範囲の復原を試みた。GISソフトや明治前期の地形図などにくわえ、日記類や幕末の絵図も用いた。その結果、被災範囲の正確性が火災図ごとに大きく異なることが判明した。なお、本論文は防災COEの成果の一部である。
歴史都市防災論文集
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