皮剥ぎとしての描画、あるいは見ることの劫苦(アゴニー)
世紀転換期ヴィーンの画家シーレにつき、人物画のみならず、風景や都市光景を描いた作品にも「皮膚を描く、対象の皮膚を剥ぐ」という眼差しが内在していることを諭評した。
ユリイカ
No.55-3 (Vol.800)
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