係助詞「は」の一用法―『源氏物語』を資料として―
平安時代の和文資料にしばしば出現する「C{ぞ・なむ・こそ}AはB」という構文の「は」が、ABをひとまとめにして前提部分として明示していると解されることを論じた。
国文学研究
早稲田大学国文学会
第95集
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