古代日本語の終助詞「な」について
上代から中古にかけての文献を用いて「な」のふるまいを整理・検討し、「な」が、聞き手の方がより正確に把握していると想定される事柄に関して、聞き手に確かめ、同じ認識を得ようとする場合に用いられる助詞であることを論じた。
秋草学園短期大学紀要
第7号
45
62