「探偵小説」の現在との接続――円本時代における「文学全集」概念の変容
庄司達也・中沢弥・山岸郁子編
『改造社のメディア戦略』平成25年12月16日. 円本ブームの中でさまざまな文学全集が出版される中、下位ジャンルと見なされていた探偵小説が全集と関わることで自らの卓越化を図ろうとしたこと、またその過程において全集の概念が次第に拡張していったことを跡づけたもの。 p76~p94(19p)
双文社出版