志賀直哉文芸における複数の「自然」--『偶感』からの問い直し
特集「白樺派と「自然」表象」の報告。他の登壇者は、中村建氏、梶谷崇氏。
有島武郎研究会 第68回全国大会
有島武郎研究会
Zoomによるオンライン開催
1924年に『女性』に発表された掌編『偶感』の分析を通して、志賀直哉の同時期の自然観をとらえ、古美術鑑賞を通してえられた俯瞰的な「景色」の把握が創作における描写に実現していく過程を追跡したもの。