横溝正史『獄門島』を生んだものー真備での疎開生活と枕屏風
倉敷市・二松学舎大学連携講座
倉敷市、二松学舎大学
1945年4月からの岡山県岡田村字桜での疎開生活が敗戦後の横溝正史の創作に与えた影響を説いたもの。本格探偵小説として地方の農村や島が舞台たりえることを発見したことを重視した。また、『獄門島』に登場する枕屏風の元となった正史旧蔵の枕屏風に貼られていた絵を紹介し、作品への反映を比較考察した。