時代を超える運動の論理-武井昭夫-吉本隆明論争の今日的意義
HOWS講座「シリーズ 芸術運動のアクチュアリティ」第1回
小川町企画
武井昭夫と奥野健男・吉本隆明との間で繰り広げられた論争(第二次「政治と文学」論争におけるそれぞれの主張内容と論証手続きとを具体的に検証し、読者層の形成を文学者の当為とする武井の見解に優位性を認めた。論証の手続きにおいても、武井の姿勢に適切さがあると判断した。