夏目漱石が『こころ』を朗読する時――アンドロイドによる文学教育の試み
伊豆原潤星、瀧田浩
人型ロボット「漱石アンドロイド」を用いた「日本文学講読入門①」(夏目漱石の生涯と文学とについて学ぶ、国文学科1年生を対象とした選択必修授業)の実施概要および受講者の記述式アンケートの結果についての報告。『こころ』の一部分の「夏目漱石」による朗読を聞いてもらうことによって、作家および作品への関心が、また、作品の理解がどのように変化するかを探った。
二松学舎大学人文論叢
二松学舎大学人文学会
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