革命へ向かう持久の思考――湯地朝雄「大衆はどこへ行ったか――吉本隆明における戦後責任と戦後転向」解題
平成24年7月10日. 文芸批評家湯地朝雄の吉本隆明批判を分析し、大衆観の無規定性ゆえに時代順応的に言説が変節していったことを指摘した湯地論の独自性を解明し、また、立論の枠組に大西巨人の影響があることを推論したもの。 p144~p151(8p)
『社会評論』
スペース伽耶
第170号