近松秋江における叙法の形成と確立-――「大阪の遊女もの」連作の意義
平成12年3月31日. 近松秋江のいわゆる「大阪の遊女もの」連作を通時的に検討し、人格主義的批評の攻撃に左右されながら秋江が次第に自己目的化していく語りに自己の叙法の本分を見出し、確立していく過程を解明したもの。 p77~p97(21p)
『二松学舎大学論集』
二松学舎大学
第43号