内破のコミュニズム――大西巨人『神聖喜劇』の基底思考
平成27年1月10日. 『神聖喜劇』の主人公東堂太郎の「我流虚無主義」が転向を阻む克己的な性格を帯びていることで特異なものであり、自己批判の契機を含む批判精神が彼のマルクス主義理解を本質的に規定していることを指摘したもの。 p16~p27(12p)
『社会評論』
スペース伽耶
第179号