曖昧な急進主義――竹内好およびその今日的評価をめぐる批判
平成18年1月1日. 竹内好の批評の基底にある思考の形を抽出し、社会や現実との関係性の問わない次元での自己確立に特徴があることを、魯迅論と毛沢東論との類似から説明した。同時に、個人主義的な傾向を免れていない竹内の弱点を直視しないままの再評価の機運に警鐘を鳴らした。 p86~p100(15p)
『社会評論』
小川町企画
第144号