「私小説」への接近――志賀直哉文芸中期の変容
平成22年6月1日. 志賀直哉がエッセイにおいて「私小説」や「心境小説」の語を用いた例を分析して、作者の実生活を題材にした小説の意で使われていることを指摘し、同時に志賀において物語性を排した創作が、日記を媒介として、1920年代初めごろから顕在化することを明らかにした。 p45~p54(10p)
『国文学 解釈と鑑賞』
ぎょうせい
第76巻
第6号