(書評) 長谷川和年『首相秘書官が語る中曽根外交の舞台裏 米・中・韓との相互信頼はいかに構築されたか』(朝日新聞出版、2014年)
中曽根首相の秘書官(外務)を務めた著者へのオーラルヒストリーについて、韓国・中国との関係改善の成果は、結局当時の国際情勢の中で実現できた一時的なもので、いつの時代の外交も当事者の意図・努力を超えたところでの国際環境に規定されるものであることを指摘した。7336文字 東京財団政治外交検証HPhttp://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=1309
東京財団政治外交検証HP
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