小川原正道編『近代日本の仏教者―アジア体験と思想の変容―』
日本人僧侶として初めて渡印した島地黙雷について論じた。『航西日録』や『洋外慢筆』などの史料を中心に、島地黙雷の渡印の状況と意義、さらにはその後の島地の布教活動に与えた影響について考察した。
「島地黙雷―印度体験と布教活動―」
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慶應義塾大学出版会